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相談機関を探すには?

全国LD親の会のHPに全国のLD相談機関のリストがあります。
http://www.normanet.ne.jp/~zenkokld/

ADHDでもLDでも相談機関は基本的に同じと考えてよいと思います。
また、えじそんくらぶ(http://www.e-club.jp/)全国LD親の会(上記)で地元の親の会を見つけて、ご迷惑にならない範囲で相談したりするとより具体的な情報が得られるかもしれません。ただ、どの相談機関が一番よいかは相性や好みもあるかもしれないので一概には言えないと思います。

ADHDとワガママの違いはどこにあるのでしょう?
 
ADHDの診断基準として、DSM-IV、ICD-10などの診断基準がよく使われます。
DSM-IVの診断基準については下記を参照して下さい。

でも、これらの症状ってたいていの子にあてはまりますよね。どんな場合にADHDやその周辺疾患を疑ったらよいのかがなかなかわかりにくいと思います。

私も「ADHDとただのワガママの違いってどこにあるのだろう?」とずっと疑問に思っていたのですが、ある時ハッと気づいた点があります。診断基準の中の「6ヶ月以上」「2カ所以上で」という部分にご注目ください。

つまり、これらの症状が一過性のものであったり、保育園・学校では「問題児」と思われていても家では「よい子」にできるという場合などには、何らかの誘因があってこれらの症状をひきおこしているのかもしれません。

しかし、これらの症状がずっと続いていて、しかも家庭でも親が手を焼き、保育園・学校などでも問題行動を起こして先生も困っている場合にはADHDである可能性もありますので、適切な相談機関(児童精神科や児童相談所など)に相談してみる価値があるかもしれません。


ADHDの診断はどうやってするの?
 
DSM-IVやICD-10の診断基準を満たすかどうかが問題になります。これらの診断基準は行動特性にもとづいていますから、生育歴や、家庭・学校での様子などが診断のポイントとなります。また「ADHDとワガママはどうちがうの?」で書いたようにこれらの問題が「6ヶ月以上」「2ヶ所以上(家庭と学校など)」で続いていること、またそれによって「不適応が生じていること」が重要です。

病院でも普段どうりの落ち着きのない行動をとってくれれば一目瞭然かもしれませんが、医師の前ではキチンとしていたりすることもあるので、ご両親や学校の先生からふだんの様子を聞くことが診断のポイントとなります。

心理検査や脳波、場合によってはCT、 MRIなどを行うこともありますが、これらはいずれも参考データ、あるいは他の疾患を除外するためのもので、検査単独では診断できません。臨床心理士の方から聞いたお話では、心理検査の結果そのものよりも、心理検査中に観察される行動特性のほうが診断の参考になるとのことです。

また広汎性発達障害(自閉症)が除外診断に入っていますので、広汎性発達障害がある場合にはそちらの診断が優先されます。ただ、広汎性発達障害とADHDを合併している場合も時にはあるようです。

注意欠陥・多動性障害の診断基準(DSM-IV)

A (1)か(2)のどちらか:

(1) 以下の不注意のうち6つ(またはそれ以上)が少なくとも6ヶ月以上続いたことがあり、その程度は不適応的で、発達の水準に相応しないもの:
不注意
(a) 学業、仕事、またはその他の活動において、しばしば綿密に注意することが出来ない、または不注意な過ちをおかす。
(b) 課題または遊びの活動で注意を持続することがしばしば困難である。
(c) 直接話しかけられた時にしばしば聞いていないように見える。
(d) しばしば指示に従えず、学業、用事、または職場での義務をやり遂げることができない。(反抗的な行動または指示を理解できないためではなく。)
(e) 課題や活動を順序だてることがしばしば困難である。
(f) (学業や宿題のような)精神的努力の持続を要する課題に従事することをしばしばさける、嫌う、またはいやいや行う。
(g) (例えばおもちゃ、学校の宿題、鉛筆、本、道具など)課題や活動に必要な物をしばしばなくす。
(h) しばしば外からの刺激によって容易に注意をそらされる。
(i) しばしば毎日の活動を忘れてしまう。

(2) 以下の多動性−衝動性の症状のうち6つ(またはそれ以上)が少なくとも6ヶ月以上持続したことがあり、その程度は不適応的で、発達水準に相応しない:
多動性
(a) しばしば手足をそわそわと動かし、またはいすの上でもじもじする。
(b) しばしば教室や、その他、座っていることを要求される状況で席を離れる。
(c) しばしば、不適切な状況で、余計に走り回ったり高い所へ上ったりする(青年または成人では落着かない感じの自覚のみに限られるかも知れない。)
(d) しばしば静かに遊んだり余暇活動につくことができない。
(e) しばしば“じっとしていない”またはまるで“エンジンで動かされるように”行動する。
(f) しばしばしゃべりすぎる。
衝動性
(g) しばしば質問が終わる前にだし抜けに答えてしまう。
(h) しばしば順番を待つことが困難である。
(i) しばしば他人を妨害し、邪魔する(例えば、会話やゲームに干渉する)。

B 多動性−衝動性または不注意の症状のいくつかが7歳未満に存在し、障害を引き起こしている。
C これらの症状による障害が2つ以上の状況において(例えば、学校[または仕事と家庭)存在する。
D 社会的、学業的または職業的機能において、臨床的に著しい障害が存在するという明確な証拠が存在しなければならない。
E その症状は広汎性発達障害、精神分裂病、またはその他の精神病障害の経過中にのみ起こるものではなく、他の精神疾患(例えば気分障害、不安障害、解離性障害、または人格障害)ではうまく説明されない。

混合型 過去6ヶ月間A1とA2の基準をともに満たしている場合。
不注意優勢型 過去6ヶ月間、基準A1を満たすが基準A2を満たさない場合。
多動性-衝動性優勢型 過去6ヶ月間、基準A2を満たすが基準A1を満たさない場合。



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